大坂昌彦のNever To Late

2015年8月7日
大坂昌彦のNever To Late

 前説:順番から行くとジョニー吉長の予定だったのだが、気分が大坂君の方に行ったのでそちらから・・・
近々久しぶりのコンサートツアーをするのに内容を考えていたらあれこれ思い起こすことが多く出て来たのです。
という訳で改めて・・・

大坂昌彦のNever To Late
教え:努力すればうまくなる。何歳になっても。
大坂と知り合って20数年。随分上手にしてもらったけれど、根本的なリズム感の矯正はここまでかなァ。60歳も近いし、あとはラクに楽しくやらせてもらいたい。と楽屋で呟いた時に帰って来た答がこの「Never Too Late」
古澤、村上、ジョニー等々色んな人、というよりは出会った全ての人の薫陶を受けて育ててもらった実感はあるけれど。大坂からもらったモノはとにかく実際的な事柄に直接結びつくので特筆すべき。座学実学両面に亘る、といったところか。
☆Jamesのような軽快なテンポと展開の時に前転びになるのを押さえるには
→山登り。坂道を上る時の一歩一歩をイメージして一拍ずつを丁寧に。
「やってみると確かに落ち着くが今の演奏、フレーズの勢いは大丈夫か?」
「大丈夫。良かったですよ」
☆But Beautifulの重たいブルージーな編曲。“ラララ”ではなく“ゼ・ゼッ・Zzzzz”など、歌い方自体を工夫すると音にも好結果がでる。
☆I’m Old Fashioned。1拍半フレーズが続くとき、その1拍半を1拍に解釈して演奏すると、あとの収まり音符がしまる。

などなど色々。口頭でなくても”Spain”や”Softly as in a Morning Sunrise”などのモード・アップテンポものを演奏している時に殊更大きく頭打ちハイハットが聞こえたら“突っ込んでる(ハシっている)ぞ〜。落ち着け〜!ここがリズムの点だぞ〜っ”と教えてくれているのである。
実技もそうだがビバップ周りの実技を伴うスタイル史、JAZZ史の文化的側面、留学時の実体験から推し測るジャズ周辺文化、などなど教わったことは限りない。処世訓とか心構えとかではなく、具体的な指針に終始する所が良いですね。どんな先生になりたいかと言えば、そういう具体的な先生になりたい・・・かもしれない。口うるさく思われがちなのは避けたいけれど。

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