幼馴染に会う


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 ”佐山雅弘のオフィシャルな初恋の人”という不思議な存在がある。「ピアノを始めたきっかけは?」というピアニスト一人につき1万回は聞かれる問いにいつも答えるのに「小学校に入ってすぐに好きになったこんにゃく屋のタカコちゃんの通うピアノ教室について行ってるうちに・・・」というのがいつの間にか決まりになっているのですね。

そこで「こんにゃく屋のタカコちゃん」というある種想像上の少女が佐山ファンのなかで確固たる位置を占めているわけ。

そのタカコさまが現れたのだ。

高校時代のジャズ研仲間、トロンボーンを吹いていた西田君が今はアロージャズオーケストラのマネージャー。何年か前にライブハウスを作った。それもなんと僕の通っていた高校のすぐ近く。それじゃあ一度、というわけで伝兵衛ツアーに組み込んでもらったら佐山雅弘同窓会の様相を呈してしまった。

アウエイだかホームだかよくわからない状況の中ゲストの宗清さん(トロンボニスト、アローのリーダー)の素晴らしい音色に助けられつつ一部を終わったところでさる妙齢の女性が

「下酔尾です」

これぞ貴子ちゃんと親友だった洋子ちゃん!と思いきや洋子さまの妹気味。

「あちらに姉が」

と指さす方を見てあらばなななんと。洋子ちゃん貴子ちゃんが並んでこちらに手を振っているではありませんか。

まぁそれから話は弾みに弾む。小さいことまでよく覚えている、というよりは脳のどこかにあったんだろう次から次へと情景が浮かんでくるのですね。

お二人の嫁ぎ先がたまたま神戸の東灘区でご近所さん。今でもほぼ毎日会っているというから素晴らしい。

「佐山君ピアノ上手になったね」と貴子姫。不思議なことに、または当たり前のことだがすごく嬉しく、続けててよかったと思った。

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