踊り好き

2016年11月3日
踊り好き

 昔からダンスが好きである。見る方。ダンス好きとダンサー好きの混じり具合は判然としないが、踊りのもつ一過性に惹かれているのだろう。
女好きの延長か?いや。むしろ芸術としてのダンス好きの延長線上に女性崇拝→親睦欲求→女好き(と思われてしまう)ということなのだ、、、などと口説きの言い訳みたいなことをだらだら思いついたりする。
はっきりしているのは、、、ダンスは素敵!ということだ。

Can’t Stop Dancin’ 2016 が始まる。30年来のお付き合いの中で、生演奏コーナーに僕のピアノを呼んでくれた光栄。師範たちの見知った顔・顔・顔がいずれも若々しく喜びにあふれていて、体の線たるやまるで(少なく見積もって20年)変わっていない。Especialy 名倉先生はバケモンである。跳躍こそないものの、瞬時の静止から腕が、足が、あまりに優雅に。動いていること、そのものが静止画になっている。

テンポも演奏の度に微妙に違うし、フレーズはまるでアドリブだし、さぞ踊りにくいだろうに、チームのみんなはにこにこと僕とのコラボを楽しんでくれている(ように見える)。リハーサルの時にストップモーションの場所を長〜く取ってみたら、10人ほどのチームがわらわらと、「佐山さんはそういうことをするからね。みんなそこも楽しんでね」と名倉師匠。楽しいのである。

「僕のダンス好きは女好きかもしれないけど、男性の踊りにも同じときめきを感じる。という事は」・・・“芸術として好きな方のジャンルだという事に安心してよいのではないか”と続けようとした絶妙のタイミングで「男も好きだった?」と美術の斉木氏。こちらも長い付き合いならではのトラッシュトーク。

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