M12,13

2016年3月1日
M12,13

M12 恋と音楽アンダースコア
恋や結婚についてのモノローグのバックでさりげなく流れる“恋と音楽のテーマ”。
呟くようにワンフレーズ歌ってから語り出す。最後に歌ってシーンを締める。タイミングがその場所に行くように計算しているようでもあり、流れに任せる方が尺も自然にあってくるような。ピタリとハマらなくてもそれはそれで面白いし。まぁ、JAZZですねぇ。生演奏ならではの、やりがいのあるシーン。

M13 I’ve Lost My Way
ルナが初めて歌う。出番もそうだが、芝居がここまで進んでからの登場・歌唱というのは自分自身の持っていき方が難しいだろうによくやっている。
役どころとしては、誘惑するような、そういうことではないような、曖昧さを残したまま後段の種明かしに繋がるのだが、音楽としてはここは“誘惑”。
鈴木さんは“アレサ・フランクリンのような大人の色っぽさと、ソウルミュージックのビート感、ただし攻撃的ではなくゆったりしたほうの”。
オペラからブラックソウルまで。彼の頭の中にある図書館にはどれだけの音楽項目が詰まっているのだろう。それも実感を伴って。そして引き出しはいつでもスムーズに開け閉めされる。常に油を注していつでもベストな走りが出来るようにチューンナップされている車のように。
歌唱指導の北浪良佳さんは、ホイットニーにシビれて歌手になったような人だから、この曲の歌唱指導でフェイク伝授している時など、僕とのセッションになってしまって、止めどなくフレーズが溢れ出る。杉さんも好きだからとても楽しいのだが、稽古が進まない。
杉ありさ。なんとAretha(アリーサ)Franklinと同名。なんていう小さな偶然も嬉しくなってしまうくらい、僕はソウル、ファンクが好きなのだ。
フィラデルフィア・ソウル、というストリングスを利かせたスイートブラックコンテンポラリィなジャンルの曲風に仕上げた。仕上げたというよりも、歌のメロディだけを書いて渡せば、イィ感じのソウルにしてくれるのだな、このバンドは。
吾郎ちゃんの歌い出し。低いほうのBbで彼にとっては相当低い、少なくともポップスでは使わない音なのだが、実に魅力的な声である。

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